Hydrophobic
車両オーナーが非常に喜ぶ超撥水性能。カーディテイリングの観点からは水滴痕(シリカスケール)の原因となることから敬遠されがちですが、3D HYBRID COATは独自構造によってこれを大きく抑える事が可能です。従来、SiO2反応型ガラスコーティングはその堅牢な構造に対しシリカスケールと呼ばれる水跡痕を付着させやすいという避けられないデメリットがありました。
3D HYBRID COATはその独自の構造から、このスケール発生を大きく抑える事が 可能となり、ユーザーにとってのカタルシスである排水感とコーティング本来の目的である美観の両立を図ることに成功しました。さらに高い耐酸性能をもつことで、酸性クリーナによるスケールの除去が可能となり、スケールが付着しにくく、付着しても除去できるガラスコーティングとなっています。
Solvent Free
有機溶剤を溶媒として多く含有するコーティング剤は、その液剤の匂いを嗅ぐとすぐに石油のような臭いが強い事に気付きます。当然、多量に吸い込む事で人間の肺は冒され、車体の塗装面は微量に荒らされます。
さらに、有機溶剤は揮発性が高く、塗布したコーティング剤が揮発し、100の割合で塗ったと思っても、実際に塗装面に残りコーティングとして働くのは揮発後の20だけだった、という事も起こり得ます。
私たちはこれを「コーティングが痩せる」と表現しています。
3D HYBRID COATは有害な有機溶剤を含有せず、塗装面と人体に優しいコーティング剤です。溶媒としての有機溶剤を含有していない事から、コーティングの痩せも起きず、非常に高い造膜効果(コーティング皮膜を形成する性能)を誇ります。ディーラーやコーティングプロショップでも採用されている有機溶剤を含有したガラスコーティングの造膜効果は0.1〜1.0ミクロン(μm)*程度である事に対し、3D HYBRID COATは概ね3-5ミクロンと非常に分厚い造膜効果が見込まれます。
3D Frame and Flexibility
<Si-O-Si>シロキサン結合は石英ガラスの骨格と同じで高い保護性能を誇ります。さらに3D HYBRID COATでは複雑な三次元構造の皮膜を持っています。超撥水性能と深い艶感、防汚・耐候・耐酸などの各種性能はこの特殊な三次元骨格を以って形成されています。
さらに、近年では硬度を重視したガラスコーティングも散見しますが、硬ければ硬いほど良いものという訳ではありません。
いわゆる“コーティング剤のグレーディング”を鉛筆硬度やモース硬度に当てはめるというのであれば、各社挙って硬度向上に務めるでしょうが、業界を見渡すとそうでないことが十分に見て取れます。
「柔よく剛を制す」という諺があるように、敢えて硬度を上げずに車体を保護する理由が存在するのです。